子宮筋腫で子宮全摘出した記録

40代、中高生の子供のいるワーママの手術前後の体験記

術後1日

まだまだ痛い…

言葉は単語をつなげる感じ

要介護5

スマホは動かすのもやっと。

何もできないので

じっと仰向けになり

痛いだけで時間が過ぎていきます。

時計を見て、○分経った

と答え合わせをひたすらしていました。

途中、尿管抜かれて

足のポンプも取れて

点滴と背中の麻酔はそのままに

トイレまでは歩けるようになりましたが

歩くだけで、大仕事。

落としたゴミは、拾えないままでした。

手術当日

今回は全身麻酔でした。

麻酔が始まって、スゥッと眠って

起きた!と思ったら手術終了しています。

起きたとたん

く、る、し、い‼︎

い、た、い‼︎

とジタバタしてうなる自分。

あまりの痛がりように、

麻酔科の先生も手術部の看護師さんも困っておられましたが

外で待っていた夫にも訴え

病棟の看護師さんまで困らせていたような…

回復後、私手術当日担当したんですよって

2人の看護師さんに言われたので

よっぽど印象的だったっぽい。

ひたすら平謝りとお礼してました。

術後は要介護5に突然なってしまうので

動けないし、しゃべれない。

やることもないのに時間が過ぎない…

そんな時間でした。

痛みの度合いは

普通のお産(1人目)<帝王切開(2人目)<開腹手術

あくまで、私の場合です。

早めに腹腔鏡手術ができるうちに

病院行っておくべきでした…

いざ、入院

当日はしばらく作れない割には

通常運転のお弁当を持たせて

子供達の登校を見送り

Lサイズまで膨れ上がったスーツケースを抱えて

入院しました。

産婦人科病棟なので

新生児のかわいい姿が嬉しい。

最初の2日は服薬とバイタルチェックのみ。

今まで忙しかったせいか

お昼寝たっぷり、ちょびっと勉強。

術前夜から禁食になるので

ご褒美スイーツを先に食べ

いよいよ手術です…!

入院準備3 食事編

いつもは

パルシステム     週に1回

スーパーへの買い出し 週に1回

でやりくりしています。

検討の経緯を記載しておきます。

検討した一覧

パルシステムの冷凍弁当 昼食用に採用。

パルシステムは朝食用のおかずや

ひじきの煮付け缶詰やチルドのきんぴらなども。

お義母さんのお惣菜 おひたし、きんぴら等。ありがたや。

nush 冷凍庫の容量的に無理と判断

つくりおき.jp 圏外。残念。

ヨシケイ 主力商品ではないので今回は断念。      

夕食宅配    夕食用に採用。容器はリユースでした。

出前や外食 健康面で心配。たまに楽しんでもらうことに。

冷蔵庫と冷凍庫の容量をバランスよく使えるよう

考えました。なんとか回ったそうです。

入院準備2 買い出し編

今回は入院自体の準備について

パジャマとタオルはレンタルでした。

そのため必要なものは

下着とスリッパ、お風呂関係、洗面関係、ペーパー系くらいでした。

コロナ対策で入退院と手術日以外面会禁止で

入院期間は11日間。

シャンプー、リンス、ボディーソープ、洗顔

化粧水や髪関係は旅行用ではなくボトルそのまま。

歯磨きセットは旅行用で持ちました。

他に耳かき、ビニール袋、エコバッグ、くし、ティッシュ

ウェットティッシュ、イヤホンなど。

役に立ったもの

①ストロー付きコップ

術後の動けないときには

ペットボトルを持ち上げることもできないし

横になっているのでコップ飲みもできない

そんなときに使えました。

動けるようになったら、歯磨き用のコップで活躍。

ペットボトルストローは

ミネラルウォーター等は口が合わなくて使えませんでした。

②紙パンツ

洗濯物を11日間溜めないといけない状況だったので

使い捨てしてやるー!と購入。

普通のパンツのようにピタッとしないので

術後のお腹にやさしくて助かりました。

③髪ゴム2本

パンフレットに載ってないのに必要だったもの。

やっと結べる長さでも手術には邪魔らしく

2つに結ぶよう指示がありました。

やってみたら中学生みたいになりました…

Netflix

時間があるので、いっぱい観れます!

トータル考えるとテレビカードより安いです。

テレビカードは1,000円で10時間でした。

⑤充電ケーブル(長め) ベットに届くケーブル、とても便利でした。

あとはせっかくなのでお仕事関係の書籍とPCも。

スーツケースLサイズがいっぱいになって

自分でちょっと引きました。

入院準備

手術の日程は決まったので、

準備開始です。

仕事は一年で一番暇な時期を狙ったけど

先回りで仕事を片付け、

部下にお願いすることをまとめ

入院1週間前くらいからは

部署外の関係者にもよろしくとお声かけしました。

(しかし、虚しいことに入院中も

普通にメールが押し寄せました。)

大変なのは家庭の方。

義母が近所に住んでいるのですが

80過ぎの義母にあまり負荷はかけたくありません。

また、夫は単身赴任経験者のくせに

絶対料理だけはしない人で…

掃除洗濯は夫(と子供達。中高生です)ができるはずなので

準備したのはとにかくご飯関係。

夕食は高齢者向けに宅配してくれるところを頼み

昼食は冷凍のお弁当セットを

子供達は自分で詰めてもらう。

朝食は冷凍食品や義母のお惣菜で夫がなんとかする

ことにしました。

子供達はコロナ禍で在宅授業だった際には

炊飯器にご飯

冷蔵庫にお惣菜や冷凍食品が入っていれば

なんとか食べてくれるので心配ないのですが

心配なのは、夫!

よく食べて文句も言う夫!

夕食宅配は気に入ったらしくホッとしましたが

あとは苦労したようです。

基本的にお昼はコンビニ飯。

カップ麺でさえ自分でお湯を入れない人なので

チンするだけでも

嫌だっただろうなと思います…

買い出し編は次回に。

自分で決められる悩み

手術する!

と決めたので

仕事、子ども関係、夫の休暇

3つのスケジュールのうち

それほど支障のない3週間を候補にして

病院へ

新しい先生になりました。

2ヶ月以上先のスケジュールだったため

手術日は希望通りあっさり決まり

先生曰く

「卵巣取ります?」

メリットは卵巣がんにはかからないこと等

デメリットは更年期がやってくること等

らしいのですが

想定外の質問だったので

混乱してしまい

次回お答えすることに。

今回、何が大変かと言うと

治療の方針を自分である程度決めないといけない

ことが大変でした。

メリットとデメリットどれも様々で

自分の暮らしに何が最適かは

自分で決めないといけない。

自由はあるのですが、

専門的知識がない人間にはちょっと酷。

自分でうんうん悩んで

一気に更年期がくると

生活できる気がしなくて

卵巣は温存することにしました。

卵巣がん、かからないといいんですが。

手術までは

休薬していたレルミナを手術までは再開

レルミナ飲めるまでは痛み止めでやり過ごす

ことに決まりました。

痛み止めあまりにも飲み続けていて

先生に

「こんなに飲み続けて大丈夫?」

と言われました。

先生が処方してるのでは?

と伝えると

「そっかー」

なんだか不安ですが

飲まないと生活できない程度に痛いので

すこし我慢しながらも飲み続けました。